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動画のフレームレート補完

私は市販レコとか一切使わずにPCで全ての録画・視聴をしています。
まあそれは前にも書いたTS抜きができるからでもあるのですが
最近はそれだけではなく動画を快適に楽しく見られるという理由もあるのです。

そのための技術が”Fluid Motion Video”と”SVP”ですっ!!!

これらはどちらも動画のフレームレートを擬似的に増やしてやってヌルヌル再生できるようにするもの

私達が普段見ている動画(TVや映画、ネット動画)は大体1秒間に24コマか30コマが含まれます。
これを24/30fps(フレームパーセカンド)と表記します。

コマの画像をコピーしてフレーム間に入れ込むことで60fpsの動画を作り出すことができるのが
上記の”Fluid Motion Video”と”SVP”なのです。

基本的にやっていることは2つとも同じですが使用条件などで違いがあります。

”Fluid Motion Video”
・AMD製のGPU(グラフィックボード、APU)を搭載していないと使えない。
・市販のBD再生ソフト、PowerDVD14Ultra以降との連携で市販BDもフレームレート補完できる。
・Windows8/8.1以降でしか使えない。

”SVP”
・GPUはどこのメーカーでもOK
・GPUを使わずにCPUに処理を投げることが出来る。
・Windows7以前でも使える。(どこまで遡って使えるかはちょっと分かりませんでした)

もうお気付きかと思いますが”Fluid Motion Video”はAMD社が開発した技術で
AMDのGPUでしか使えないようになっています。
更にその中でも使うことができるGPUは制限されています。
公式にはAPUであれば7000番台、グラフィックボードであれば260、260X、285、290、290X
最近出たRADEON新シリーズだとFuryX、Fury無印、Nano、390X、390、360は動くはず。

ここで引っかかるのは”公式に”というところ
実はある筋では有名なBluesky氏という方が”Fluid Motion Video”をもっと使いやすくするために
独自にソフトを開発し多くのGPU、フリーの動画再生ソフトで動作するようにしてくれたのだ。

GPUについては”GCN1.0”以降であれば動くようにしてくれた(詳しくは検索)

再生ソフトはフリーのMPC-HC(メディアプレイヤークラシック-ホームシネマ)や
MPC-BE(メディアプレイヤークラシック-ブラックエディション)が使えます。
これによって市販BD・DVD以外のホームムービーやTS抜きしたテレビ番組も60fps再生できます。

さて、ここからは”Fluid Motion Video”の実践編

①Bluesky Frame Rate Converterの導入
Bluesky Frame Rate Converterというのは先に挙げたBluesky氏が開発したソフト
コレを導入することで”Fluid Motion Video”を古い世代のGPUでも使えるようにし
フリーの動画再生ソフトでも有効にできます。

Bluesky Framerate Converterのダウンロードページ

このページ下部にあるダウンロードの項目からダウンロードして下さい。
インストーラー付きと無しはお好みでどちらでもOK

インストーラー付きの場合はインストーラーを起動してインストールして下さい。
特に難しい設定はないのでダイアログに従ってポチって行けば大丈夫です。

そして起動すると以下の画面が出てきます。

blueskyfrc.png

「AFMモード」はとりあえず「モード0」でいいと思います。
実際に再生してみてなにか不都合があれば「モード1」や「モード2」に設定し直してみましょう。

「レート変換」は「24p」、「30p」両方にチェック

「パフォーマンス」も「DXVAデコーダのサポートを有効にする」、「Zero-Copyモードを有効にする」両方にチェック

チェックを入れ終わったら「適用」ボタンを押します。
するとWindowsのユーザーアカウント制御が変更を適用していいか訊いてくるので「はい」を選択
最後に「終了」ボタンを押してダイアログを閉じます。
これでBluesky Frame Rate Converterの設定は完了です。

②Catalyst Control Centerの設定
Catalyst Control CenterはAMD製GPUに色々設定するためのソフトでグラフィックドライバに付属してきます。
Fluid Motion Videoを使うためにはバージョン Omega(14.12)以降を適用しておく必要があります。
今回は15.7の画面を使って説明します。

CCC.png

Catalyst Control Centerはタスクトレイに格納されているのでそこからダブルクリックで起動
左側のメニューから「ビデオ」を選択
プルダウンメニューが出てくるのでそこから「品質」を選択
すると右側の画面に設定項目が出てくるので「流体モーション」の項目が見えるまでスクロール
「流体モーション」にチェックを入れ、
すぐ下のバーから効き具合「低」、「中」、「高」を選びます。
これも実際に再生してみて不具合がないか確認してご自分の環境に合わせて選んで下さい。
私の場合は「高」で問題無く再生できました。

続いて同じく「ビデオ」メニューの中の「グローバルビデオ画質」

CCC2.png

「サポートされたビデオプレーヤーアプリケーションでビデオ画質の機能を有効にする」にチェック

③動画再生ソフトの導入
今回は訳あってMPC-BEを使用します。(理由は後述)

MPC-BEダウンロードページ

MPC-BEダウンロード

環境に応じてx86かx64を選択
クリックするとページが移動ししばらく待つとダウンロードが開始されます。
自分の時は光回線を使っても5分以上掛かったので気長に待ちましょう。

ダウンロードしたzipファイルを好きな場所に解凍して中身のインストーラーを起動
ここも特に変更する点はないのではいはいと答えていけばイントールは完了します。

インストールが完了したらMPC-BEが問題無く起動するか確認

mpcbe起動キャプチャ

④MPC-BEの設定

mpcbeオプション起動

メニューバー「表示」から「オプション」を選択

mpcbe外部フィルタ

起動したオプション画面の左側のメニューから「外部フィルター」選択
右側の画面から「フィルターの追加」ボタンを押下

mpcbeフィルタ選択

表示された外部フィルター一覧から「Bluesky Frame Rate Converter」をクリックして選択
「OK」ボタンを押下てフィルターの追加は完了

mpcbeフィルタ優先度

「外部フィルター」一覧に「Bluesky Frame Rate Converter」が追加されているので選択
右側にある「優先する」にチェックを入れ、「適用」して「OK」で終了

そしてMPC-BEを一度終了して再度起ち上げるとFluid Motion Videoが有効になっているはずです。

実際に動画を再生してみて再生画面を右クリックでメニューを呼び出し
「フィルター」の中身にBluesky Frame Rate Converterが含まれていればOKです。

まぁ、目で見て違いを体感するのが一番ですがね。
動きの多い動画、特に画面がスクロールするような場面だと違いが分かり易いでしょう。


続いて”SVP”の導入について

こちらは”Fluid Motion Video”に比べるととても簡単

SVPダウンロードページ

SVPダウンロード

赤で囲った所をクリックしてダウンロード
落ちてきたexeファイルを起動し特に変更せずそのままインストール
インストールが完了したら勝手にSVPマネージャーが起動
タスクトレイに格納されているのでアイコンを右クリックして設定メニューを開く。

svpGPUアクセラレーション

とりあえず弄くるべきところはここかな?
”GPU-acceleration (OpenCL)”を使うか、使わないか。
GPUが貧弱な場合、これはチェックを外しておいたほうがいい。
ウチの1号機に積んでいるRADEON HD5450程度だとこれをONしていると動画が乱れて見れたものではないです。
一度試してみてON・OFF決めればいいと思います。

あと、常にSVPをONにしておきたいのなら

svp起動オプション

ここの”Load automatically with Windows”にチェックを入れておきましょう。

そしてついに動画を再生してみます。
”SVP”と一緒に”MPC-HC”がインストールされているのでプログラム一覧から探して起動します。
実はこれが”Fluid Motion Video”で”MPC-BE”を使用した理由です。
PCが複数台あればそれぞれ別にインストールすればいいのですが
1台しか無い!という方もいらっしゃると思うので今回は再生ソフトが競合しないようにしました。

起動したら動画ファイルをドラッグ・アンド・ドロップ等して再生させます。

画面左下に

svp再生

この様な表示がされれば成功です。

あと細かい設定もありますが私もまだ理解しきれていないのでまた弄ってみたいと思います。


設定編はここまでで
あとは両方を使ってみての所感

”Fluid Motion Video”
・フレーム補間処理はGPUが行っているためCPUが高負荷時でも設定を弄らなくても問題無く再生できる。
・”SVP”と比べるとヌルヌル感は多少弱め?その代わり動画の破綻は少ない模様。
・どうしてもAMD縛りがあるのでIntelやNvidiaのGPU使用者は使えない。使えるにしても追加予算必要。
・初期設定がとても煩雑で面倒くさい。

”SVP”
・CPUの使用率が高い。動画エンコード等CPU負荷の大きい処理を行っている場合は、
それらのソフトの優先度を”通常以下”まで下げないとまともに再生できない。
・CPU、GPU共に貧弱なノートや一体型PCでの使用は難しいかも?
それでもある程度のスペックを元から満たしていればメーカーに関係なく追加費用無しで導入可。
・”Fluid Motion Video”と比べるとヌルヌル感は上。しかし、動画が乱れる場面が多いような?
・初期設定がとても簡単。

どちらも一長一短ある感じですが、使用環境に応じて使いやすい(使える)方を導入してみましょう。


この他に注意するべき点としてはここで紹介したフリーの動画再生ソフトではBDは再生できないということ。
BD再生にはどうしても有料ソフトを導入しなければならないのが現状です。
”Fluid Motion Video”や”SVP”を有効にしてBDを再生する方法についてはまた後日アップします。

あと、MPC-HCとMPC-BEで動画を再生して気付かれたと思いますが
変な横シマが入っていますよね?
これを消すには”インターレース解除”というのを設定してやらないといけないのですが
これもまた別記事で書きたいと思います。


*追記その1:2015/07/18
その後、確認したところx86版のMPC-BEでもSVPが動作しました。
なのでFluid Motion VideoとSVPを共存させてかつ32bit環境の場合で
Fluid Motion Videoを使いたい時はタスクトレイのSVPマネージャーを右クリック
表示されるメニューの一番下にある”Exit”を押してSVPを終了しておきましょう。

逆を言えば、MPC-BEでSVPを使いたければx86版をインストールすればOKです。
(x64版Windowsにx86版アプリケーションを入れても大抵は正常に動作します。逆はどうでしょう?)

MPC-BEとMPC-HCは使い勝手はほぼほぼ同じですが
実装されている機能がちょっと違いますので人によってはどっちのほうがいいというのもあると思うので


*追記その2:2015/07/18
リビングに置いてある家族共用PCでもSVPが動作するか試してみました。
CPU:Celeron G1610、MEM:DDR3-1333 4GB*2、GPU:Intel HD Graphics、OS:Windows8.1 Pro 64bit

結論から言うと「再生は一応可能」

GPUがものすごく弱いのでGPU-accelerationは無効で試しました。
再生中にちょくちょくCPU使用率が100%に達しているという警告が出ます。
シークバーを動かそうとするとかなりの確率でフリーズ
裏で何か作業するというのもムリっぽいですね。

やはり2コア2スレッドのセレロン(GPU-acceleration無し)では実用厳しそうです。
せめて、グラフィックボードを積んでGPU-accelerationを使えるようにするか
2コア4スレッド以上のcore i3を使うか、くらいしないとですかね。
グラフィックボード積んでしまうと折角排除した熱源を戻すことになるので
やはりCPUアップグレードがいいような気がします。
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雷電

Author:雷電
パソコン弄りとアニメをこよなく愛するオッサン
だがどちらに対しても知識レベルはあまり高くないという残念仕様…orz
あまりテキトーなこと言ってましたらビシバシツッコミ入れて下さいっす。

好きなアニメ作品
神:のんのんびより
魔法少女まどか☆マギカ
名作:AIR(京アニ版)
CLANNAD(京アニ版)
良作:ひだまりスケッチ
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TUNER:EARTHSOFT PT3✕2
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2号
CPU:core i7-5960X
M/B:ASUSTek
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HDD:WesternDigital Blue SSHD 4TB
CASE:Thermaltake
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CPU Cooler:Thermaltake
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PSU:ENERMAX EMR1500EWT
VGA:SAPPHIRE R9 290X
PowerColor R9 290X
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